【泣いた】汚染により色を失った故郷に1万本の木を。盲目の男性と腕がない男性が支え合い成し遂げた偉業に涙


地球上のあらゆる国で問題になっている「環境問題」。

中でも特に、中国の環境問題は深刻なものと言われています。

〝四害″(大気汚染・水汚染・騒音・固体廃棄物汚染)と〝三廃″(排ガス・廃水・固体廃棄物)、そして公害の進行。

それに対する具体的な解決策もなく、今もなお環境汚染が広がっているのです。

光化学スモッグによって灰色に覆われた空、街や村からは緑が無くなり動物たちも姿を消しました。

しかし、この状況に心を痛めた2人の男性が、この問題に立ち向かうために立ち上がったのです。

身体にハンデを抱えながらも、お互いが支え合い故郷を守ろうとする姿に多くの人が心を打たれました。

互いが支えになって

中国の河北省にあるイェリ村もまた、採掘場の影響を受け汚染が日々進行しています。

愛する故郷から色が失われていく・・・。そんな状況に胸を痛めた2人の男性がいました。

50年前から親友同士でもある、ウェンクイ・ジアさんとハイキャ・ジアさんです。

ウェンクイさんが3歳の時、誤って高圧電流に触れてしまい両腕を失くしました。

そんな彼を、ハイキャさんは子供のころから支え続けてきたといいます。

しかしそのハイキャさんも、採掘場の爆発に巻き込まれ両目の視力を失ってしまうことに・・・。

突然の悲劇に、自殺を考えるほどの絶望感に襲われたハイキャさん。

酷く落ち込んだ彼に、ウェンクイさんはこう話しました。

「君が僕の腕となり、僕が君の目になる。

これから僕たちになにができるのか、一緒に考えよう。

できることは多くないけど、生きているということは目的があることだ」

こうして2人で何ができるのかを考え始めた2人が導き出したのが、『村に自然を取り戻すこと』だったのです。

愛する故郷と親友のために

2002年、彼らは力を合わせ800本の木の枝を植えました。

苗木を買うお金が無かったため、切り落とした枝を挿し木にしたのです。

そのため800本も植えた枝のうち、数か月後には2本しか残っていなかったといいます。

それでも川から水を引き、試行錯誤を重ね続けた2人。

何度失敗しても「もうやめたい」と思っても、決して歩みを止めることはありませんでした。

そしてここから10年後・・・。

村長に与えられた40万平方メートルの丘には、1万本の木が生い茂りました。

樹木は朽ち動物が姿を消した村は、2人の努力によって徐々に自然の姿を取り戻しつつあります。

「自分たちの姿を見て、たくさんの人たちに勇気を与えたい。

心を合わせて歩き続ければ、なんでもやり遂げることができる…と。

そして、私たちがいなくなったその後も、目の見えない男と腕のない男が残したこの森を見てほしい」

笑顔でこう語ったウェンクイさんとハイキャさんは、これからもこの地に木を植え続けていくといいます。

彼らの愛する故郷を守るためでもあり、生きる目的となった森は世界中の人たちに勇気と笑顔を与えてくれることでしょう。

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