「私は自分の人生が大好き」顔面の崩壊が原因でいじめを受ける女の子。困難に立ち向かうその姿に涙が止まらない

世界には悲しいことに、自分と同じでないものを排除しようとする人がいます。

病気により顔面が崩壊した少女も、学校で壮絶ないじめの対象にされてきました。

大きくなる腫瘍、酷くなる顔の歪み、幾度にもわたる手術、どれをとっても彼女にとっては大きな苦痛となりましたが、中でも「いじめ」という体験が彼女を苦しみのどん底へと突き落とします。

しかしながらその中でも希望を捨てずに生きる少女。

彼女が世界中の人々へ向けたメッセージに深く考えさせられます。

崩壊の始まり

カナダ・ノヴァスコシア州に住むサラ・アトウェルさん。

小さい頃はとても明るく、どこにでもいる普通の女の子でした。

ところが大きくなっていくにつれ、サラの継父であるケニーはサラの顔面の右半分が少しずつ垂れ下がっているという事に気が付きます。

両親は娘を病院に連れて行き、精密な検査を受けることとなりました。

そして診断の結果、神経線維腫症を発症していることがわかったのです。

神経線維腫症とは、身体に骨,眼,神経系などに腫瘍や病変が生じる遺伝性の病気であり、サラの場合は顔に腫瘍が発生したことにより、顔の右半分が垂れ下が多状態になっていたのです。

手術により腫瘍を取り除くことは可能ですが、この時サラはまだ幼かったために手術を受けることができませんでした。

さらにサラの腫瘍は良性であったため、大きなリスクを伴う手術を敢行する必要はないという判断が下されたのです。

壮絶ないじめの対象に

しかしながらその後も更の顔にある腫瘍は大きくなり、サラの顔の歪みも大きくなり続けていきました。

そのことはサラに大きな苦しみを与え、心に暗い影を落とします。

なんと、顔のゆがみが原因となり学校で壮絶ないじめに遭うようになってしまったのです。

日常的にクラスメイトにからかわれ、仲間外れにされたというサラ。

しかもその6年間、教師はそれを見て見ぬふりをしていたのです。

サラはつい最近まで両親にいじめの事を言い出せずにいました。

ケニーは娘の苦痛がどれほどのものだったのかを推し量れずにいたことを、悔やんでも悔やみきれないといいます。

サラのメッセージ

苦しみを紛らわせようと、サラは詩を書き始めました。

サラにとって詩を書くことは、胸中の苦しみを外側へ吐き出すための表現方法となっていったのです。

そこでサラは、世界中の人々に向けたメッセージをFacebookに投稿しました、

「皆さんこんにちは!

私はサラです。

私は今16歳で、もうすぐ高校2年になります。

みんないつも私のことかわいいって言ってくれる。

私は常に笑顔です。

周りのみんなは、私がいつもハッピーだって思ってる。

でも、実際はそんなことない。

初めは確か私が小学校5年の頃だったと思う。そのときから、もう6年もずっといじめられている。

全てはこの見た目のおかげ。

:(

私は顔に腫瘍がある、ただそれだけなのに、みんなわかってくれない。

これまでに何度も手術を受けてきた。だけど、あまり見た目には変わりがないみたい。私には、信頼できる友だちは本当に数人しかいない。

みんなにわかってほしい。私は別におかしくないってことを。

いろんな悪口を言われた。バカ、アバズレ、顔デカ女、デブ、不細工。つらい。

必死に気にしないふりをしてるけど、簡単じゃない!

私はいつも目立たないように、静かにしている。

こんな見た目じゃなかったら、って思うこともある。そうしたらこんなにつらいこともなかったのに、ってね!

2010年、私は親友でもあり私のヒーローだった人を失くした。私の乳母をしてくれていた人。彼女は私のすべてだったし、唯一の親友だった。

でも、人生は素晴らしいと感じる日もある。

友だちや家族には感謝してる。みんな、大好きよ。

いつの日かいじめが止まってくれればって思うけど、それまでは私が強くならなきゃね!

観てくれてありがとう

私は自分の人生が大好き。じゃあね!」

勇気をもって自分の意思を世界へ示したサラに、多くの人が心を動かされました。

称賛や励ましのコメントが多く寄せられ、今ではクラスメイトでさえもサラに敬意をもって接してくれるようになったといいます。

17歳になったサラはついに腫瘍切除の手術を受け、幸せな人生を歩き始めました。

サラの強い意思と優しい心は、同じくいじめに遭っている人や病気を患っている人の大きな励みになっています。

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