【泣いた】病に侵され生きることを諦めていた老犬。愛情いっぱいの家族の元で「やりたいことリスト」を叶えるために生きる姿に涙


野良犬として彷徨っていたところを発見され、メリーラント州のシェルターに保護された老犬「ローラ」。

およそ16歳、人間でいうと80歳のローラはガンを患っており、更には脳梗塞を引き起こしていました。

至る所を病に侵された彼女は生きる気力を失い、シェルターでも過酷な日々を送っていたといいます。

そんな時、ローラはシェルターである女性と運命の出会いを果たすこととなります。

そしてこの女性との出会いが、ローラの運命を大きく変えることになったのです。

二人の出会い

シェルターでローズと出会ったのは、福祉団体「Animal Welfare League Queen Anne’s County」の責任者であるクリスティーンさんです。

彼女は長年、最期の時を迎えようとしている動物たちを自宅に引き取ってきました。

どんな動物たちも、最期の時くらいは安らかな場所にいるべきだと信じているためです。

そんな彼女はローズとの出会いをこのように語っています。

「彼女は生きることを諦め始めたんです。

食べるのをやめ、次第に寝てばかりになりました。

何かわたしにできることはないかと、私は彼女を家に引き取ってみたんです。」

クリスティーンさんは当時のローズの様子から、あと1週間くらいは生きてくれるのではと願いました。

そしてローズに残されているであろう数日間は、おいしい食べ物や快適なベッド、何よりも深い愛情に包まれてほしいと、自宅に連れ帰る事を決心したのです。

引き取られたローズ

こうしてクリスティーンさんの自宅へとやってきたローズ。

ローズのためにおいしいご飯が用意されましたが、彼女はシェルターと同じく口にしようとはしませんでした。

当時の様子を、クリスティーンさんはこのように振り返ります。

「結局、ローラはまったく食事をしませんでした。

彼女に残された時間は、1週間よりも間違いなく短いと、私たちは予測していました。」

クリスティーンさんはそれからも、ローラに対し持てる限りの愛情を注ぎ、そして心身ともに寄り添いました。

すると彼女の想いが届いたのか、ローラに嬉しい変化が見え始めたのです。

3日後に訪れた変化

クリスティーンさんの元で暮らし始めてから3日後、ローラが元気を取り戻し始めたのです。

それまで寝てばかりだったローラが自分の足で立ち上がり、周囲を歩き回り、そして食べ物を口にするようにまでなりました。

「ローラは力を取り戻し始めたのです。

彼女が生きている限り、私たちはここで見守り続けると決意しました。」

そのあとすぐに、ローラを「ビーチで散歩させてあげたら喜ぶのでは」と考え付いたクリスティーンさん。

思った通り、ビーチでの散歩はローラにとって大のお気に入りとなったのです。

これがきっかけとなり、クリスティーンさんはローラのためにとても素敵なアイデアを思いつきます。

「私は、ローラが喜ぶかもしれないことが他にあるか、考え始めました。

そして、ローラが死ぬまでにやってあげたいことリストを作ることにしました。」

やってあげたいことリスト

そのリストには、犬が楽しめることや大好きなことがたくさん。

レストランでポテトを食べる事や、専用のベッドで眠ること、公園で走り回ること、快適なセーターを着ること、ハロウィンで仮装すること、ウサギのにおいを嗅ぐこと、そして家族を持つこと・・・。

リストに載っていることを、心から楽しんでいったローラ。

ただウサギのにおいを嗅ぐことだけは、好きになれなかったようです。

ウサギをびっくりさせてしまいました。

そしてシェルターからこの家にやってきてから半年後・・・。

ローラはクリスティーンさんが願っていたよりも、長く健康に生きています。

クリスティーンさんが作ったリストも、すべてをやり終えることができました。

それはつまり、再びローラにしてあげたいことリストを作れる幸運が訪れたことを意味しています。

次のリストには、サンタと一緒に写真をとる、思いっきり遊べるクリスマスプレゼント、スタバでパプチーノ(アメリカの犬用スタバメニュー)を食べることなどなど、他にも楽しみたいことが山のように待ち受けています。


「私たちは、このリストを実現させていきますよ!

ローラは、ますます元気になっています。

多分彼女には、生きるための支えがなかっただけなんでしょう。

今の彼女には、生きる目的があります。」

生を諦め死を待ち受けていた老犬が、人間の愛情によって生きる気力を持ち直してくれました。

どんな命にも必ず終わりはやってきます。

そんな時にどのように過ごさせてあげることができるのか、多くの事を私たちに教えてくれるエピソードでした。

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