【泣いた】最愛の飼い主を亡くし、うつ病になってしまった犬。親族の「声」によってふたたび生きる気力を取り戻す


愛する人との”別れ”は、想像上以上に耐えがたい苦痛と悲しみを伴います。

それは人間だけでなく、あらゆる動物にも同じことが言えるでしょう。

心に深い傷跡を残し、時には立ち直れないほどのショックを受けてしまう動物もいます。

今回ご紹介するのは、愛する飼い主に先立たれうつ病を発症してしまった1匹の犬です。

身体を震わせ、生きることに失望してしまった犬を救ったのは、親族の「声」でした。

炎天下での散歩中に・・・

アメリカ・オクラホマ州にあるオクラホマシティーでは連日酷暑が続いており、その日の気温も38℃にまで達していました。

そんな日に愛犬であるブルテリアを散歩していた男性は、道中突然倒れこんでしまいます。

通報により警察官が駆け付けた時には、男性はすでに息を引き取っていたといいます。

そして亡くなった男性の傍には、不安げな表情でぴったりとくっつき寄り添うブルテリアの姿がありました。

その犬は男性の身体に頭を当てて、懸命に起こそうとしています。

警察官は検証のため飼い主から引き離そうとしますが、ブルテリアは激しくそれを拒みます。

警察官はやむなくブルテリアの首輪に手をかけ、力づくでパトカーに乗せたのでした。

亡くなった男性はロニー・ワードさん(73歳)で、死因は自然死であったことが警察の調査により判明。

この日の暑さが恒例のロニーさんに突然死を引き起こしてしまったのではないかと考えられました。

飼い主と引き離された犬

ブルテリアはシェルターにて保護されましたが、突然家族を失った悲しみから「うつ病」を発症してしまいました。

手足をブルブルと震わせ、食事も拒み、他の犬の鳴き声にも何の反応も示しませんでした。

シェルターの動物福祉管理者であるシェルダンさんは、このような病状は決して珍しいことではないといいます。

「私たちはこれまでにも自宅で飼い主が亡くなり、ご遺体のそばに寄り添うペットを保護したことが何度かあります。

ペットたちは家族の一員として動かなくなった飼い主に不安を感じるのです。」

ましてや息を引き取る瞬間に立ち会ってしまったのですから、その悲しみや不安の大きさは計り知れません。

もはや生きる希望さえも失ってしまい、茫然自失とするブルテリア。

しかしこの5日後、シェルターを訪れた親族によって、ブルテリアは元気を取り戻します。

いったい何が起きたのでしょうか?

生きる希望を取り戻す

シェルターのスタッフがロニーさんの親族に連絡を取ったところ、5日後に迎えに来てくれることが決まりました。

そして訪れた親族の声を聴くと、これまでの状態がウソだったかのように安心した表情を浮かべるブルテリア。

なんと、その親戚の「声」がロニーさんの声がそっくりだったのです。

決してロニーさん本人ではないとわかっていても、二度と聞くことはないと諦めていた声が再び聴けたことは、ブルテリアにとって大きな喜びと安心感を与えたのでしょう。

突然飼い主を亡くしてしまったブルテリア。

これからも幾度となく飼い主を思い出しては大きな悲しみに包まれる日もやってくることでしょう。

ですが新しい家族とともに、少しずつ傷を癒し幸せな人生を送れますように。

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