【許せない】「動物園に動物を捨てる人へ」宇都宮の動物園職員がブログに綴った”悲痛な叫び”に胸が痛む



2019年4月27日、栃木県にある『宇都宮動物園』で働く飼育員が更新したブログが話題になっています。

「ショックを受ける人もいるかもしれませんが、こういう現実があるということを知ってほしいので書きます。」

許さない」というタイトルで投稿された飼育員さんの心の叫び。

そこには、動物園で実際に起きている”悲しい現実”が綴られていました。

「動物園に動物を捨てる人へ」

ブログが更新された同日20時ごろ、飼育員用の出入り口に大きな箱が捨てられてるのが目に入りました。

近づいてみると、箱の中にはレトリバーの子犬たちが・・・。

そして悲しいことに、このような出来事は決して珍しいことではないといいます。

この1年間で、ラブラドールレトリバーやゴールデンレトリバーの子犬が3回、合計で20匹以上捨てられていたというのです。

捨てられていた子犬たちは警戒心が強く、最初のころは尻尾を振る事もなくただただ震えていました。

宇都宮動物園でショーの練習をしている「でん」も、この時に捨てられていた子犬の1匹です。

今でこそ明るい表情を見せてくれていますが、とてもつらく悲しい過去を乗り越えてきたのです。

・子犬の系統と性格が酷似していること。

・捨てられている状況が同じ。

・ペットシーツを大量に買ったと思われる段ボールで捨てられていた。

以上の3点から、飼育員たちは悪質なブリーダーがこの件に関係しているのではと予想しているそうです。

どうしてこんなことができるのか…悲しい?悔しい?もう表現できない、言葉にできない感情でぐちゃぐちゃです。

正直、このブログを書くことも悩みました。

書くことで、子犬を捨てた犯人を多少追い詰めることはできても「じゃあ、今度は違う場所に捨てられたら?」「もしその捨てられた場所が、人があまり立ち入らない場所だったら?」「救えない命を生むことにつながりかねない…」そう考えると、書くべきなのか否か、何時間も悩みました。

でも、ほかの飼育員ともたくさん話し合い、解決に向かう第一歩として書く(動く)ことを決め、いまのブログ更新に至ります。

悩みながらも、やはり「この現実を多くの人に知ってもらいたい」という想いからブログを更新した飼育員。

この件だけでなく、「近所からうるさいとクレームがきた」「やんちゃすぎて手におえない」という理由で飼い主自らがペットを持ち込むケースもあるのだとか。

そこで宇都宮動物園では、これ以上動物が悲しい思いをしないよにと犬のしつけ教室を開催しています。

それでも動物を身勝手な理由で捨てようと考える飼い主は少なくないといいます。

この悲しい現状について、飼育員はこのようにコメントしています。

私たちも里親募集を昔から行っておりますが、業務上の防疫のため積極的に捨て犬などを受け入れているわけではありません。特別、里親用に収容スペースを設けているわけでもありません。

しかし「動物園なら」ということで、いまだにこちらに問い合わせが来たり、捨てたりということが後を立たず困っております。

ブログでは20匹と書きましたが、元社員がたまたま通りかかって見つけたものを含めれば28匹となります。そのうち、ブログに載せた9匹の前日には、親ごと捨てられた3匹の犬がさまよっていたようです。

私たちは、このような無責任で悲しいことがなくなることを願っております。

そして、いまは積極的に里親探しをしている団体やシェルターさんもたくさんありますので、動物園にではなく「まず拾った場合でも調べて適切な対応をしていただきたい」とも思っております。

「拾ってかわいそうだから、動物さんをお願いします」という手紙をそえて、動物をダンボールに入れて当園に置いていく方もいます。それは、捨て犬をしているかたと変わらない行為だと思います。

動物を愛する飼育員さんの怒りや悲しみが伝わってきます。

動物を飼うということは、命の責任を持つことです。

深い愛情を与えること、躾をすること、そして最期を見届けること。

動物を家族として迎えた瞬間から、その責任があることを忘れないでください。

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