【許せない】エアガンで撃たれて大怪我を負った子犬。瀕死の状態になりながらも生きることを諦めなかった子犬が奇跡を起こす


地中海の東にある国レバノンで、信じられない出来事が起こりました。

ある日、動物保護団体の「アニマル・レバノン」でボランティアをしているアマル・アンダリさんは助けを必要としている犬がいないかを確認するためにベイルートの郊外にある村まで車を運転していました。

するとアマルさんの友人が子犬を発見したので、2人はすぐに車を降りて子犬の元へ駆けつけると、なんと頭に大怪我を負っていたのです。

まだ生まれたばかりのメスの子犬で、アマルさんが声をかけると少々怖がる仕草を見せますがすぐに尻尾を振って近づいてきました。

怪我の原因は・・・

近くを通りかかった住民に何故この犬がこんなに大怪我を負っているのかを聞いたところ「他の犬にやられたのではないか」と答えたそうです。

しかしどう見ても犬に攻撃された傷ではありません。

すぐに保護されベイルートの動物病院で診察を受けたところ、あまりにも信じがたい事実が発覚します。

なんと子犬の頭だけではなく体全体にエアガンのペレット弾が無数にあったのです。

この子犬は何十発もエアガンで撃たれてしまっていたのです。

実は悲しいことにレバノンではエアガンで動物たちが殺されてしまう事件が多くあり、今回は恐らく10代ぐらいの若者が遊び半分でやったものだろうとアマルさんは判断しました。

ただこのペレット弾は体表近くにあったため、外科手術はせずに定期的な治療と抗生物質を服用させることにしました。

しかし実はこの子犬にはそれ以上に重大な問題があったのです。

生存する確率は25%

ボンドックという名前が付けられたこの子犬の目は完全に失明してしまっていることが発覚しました。

さらにパルボウィルスというウィルス性疾患にもかかっており、すぐに治療をしないと死んでしまう可能性があったのです。

獣医師が言うには、ボンドックが生存する確率は25%くらいとのことでした。

それを察したのかボンドックは生きるために一生懸命ご飯を食べていたんだそうです。

「この子は生きたいって思ってるんだ…。

だから私もそれを信じたい」

アマルさんは当時の様子を振り返り、このように語ります。

治療が始まって4日間はとにかく目が離せない状況で、いつ死んでしまってもおかしくない状態でした。

しかしボンドックは懸命に生きようと頑張っていたのです。

ボンドックのその後

そして1週間後、無事にボンドックは退院することができ、アマルさんの元で一時的に保護されることになりました。

アマルさんには既に2匹の子犬を飼っていたそうですが、ボンドックはこの2匹の子犬たちと楽しく遊び回っているようです。

その姿は本当に無邪気なもので、子犬らしい姿でした。

今後ボンドックには、レバノンの国以外で引き取ってくれる里親を探す予定となっているようです。

私たち人間の中には動物たちをいじめて楽しんでいる酷い人もたくさんいるのが現状です。

ただのお遊びで動物たちの命が危険にさらされるなんてあってはなりません。

動物たちが安心して暮らせる世の中になる日がくることを祈るばかりです。

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