「ダウン症は障がいでも、病気でもない」ダウン症の息子を持つ父親の涙の告白に胸を締め付けられる

いまだに無くならないダウン症への差別や偏見。

「ダウン症って何?」

もし知識の浅い子供からこの質問を投げかけられた時、あなたは何を答えますか?

障がい者に対しての偏見や差別が横行している世界だからこそ、大人が正しい知識を子供たちに伝える事の大切さ。

ダウン症を抱える子供を持った父親の告白に、改めて考えなければならないと考えました。

「お父さん、ダウン症って何?」

ダウン症の息子を持つロブ・スコットさんが投稿した1本の動画。

「どうしてもここで伝えておかなきゃと思ったんだ。」

この一言から始まったスコットさんの涙ながらの訴えに、多くの人が心を打たれました。

スコットさんがある日レンタルビデオ店に行った時に、その場にいた父親と子供の会話が耳に入りました。

「ねぇ、お父さん、ダウン症って何?」

あるDVDを手にした子供が、一緒に来ていた父親に尋ねたためです。

ダウン症の子供を持つ親ならば、その答えが気になるのは当然ですよね。

しかしその父親の返答で、スコットさんはとても悲しい気持ちになったといいます。

ダウン症とは・・・

子供に問われた父親は、どのように説明すればよいのか困った様子でした。

そして迷った後に、ダウン症のことを「原因不明の病気だよ。」と言ったのです。

それを耳にしてしまったスコットさん。

子供が手にしていたのはダウン症の子が出てくる映画で、スコットさんも目にしたことがありとても素晴らしいDVDだったといいます。

だからこそ、何も知らない子供に対しダウン症を「病気」と言われてしまったことにショックを隠せません。

しかしその場で特に何を言うこともなかったスコットさんは酷く後悔し、このような動画を公開したのだといいます。

「ダウン症を知らない子供に父親らしき人が、

『ダウン症は病気だ』と言ったことがどうしてもひっかかったんだ。

あのとき僕はどうしてダウン症は病気じゃないと言わなかったのか。」

自分をそう責めると同時に、息子のターナー君にも申し訳なさでいっぱいになりました。

ダウン症は病気じゃない

レンタルビデオ店で何も言えなかったことはスコットさんを苦しめ、同時にダウン症を抱えて生きるターナー君への申し訳なさにも襲われました。

そこで自ら動画を撮影し、ネット上でダウン症や息子についてを訴えることにしました。

「ダウン症は病気でもなく、障がい者かというとそうでもないんです。

ダウン症の息子を授かったことは、人生に起こった最高の出来事であり誇りです。

ダウン症は人より学習能力が低いとか、行動が遅いと多く言われます。

けれどそれは障がいではなく、ダウン症の子供の個性なんだ。

ダウン症の子供は本当に優しく穏やかであり、スキンシップを取ることも好きで素晴らしい個性を持っているんだ。」

心からターナー君を愛しているスコットさんにとって、ターナー君の存在は誇りそのものなのです。

ダウン症の子供たちは得意なもの、不得意なものが顕著なだけであり、それらは障がいを持たない子供たちにも共通するものなのではないでしょうか。

そして苦手は多くあるかもしれませんが、彼らが持つ”心”は私たちと何ら変わらないのです。

それでも差別や偏見がなくならないのは、そういった知識がないために理解しがたい存在としてとらえてしまっているからではないでしょうか。

どうかあなたの子供たちに、ダウン症とは、障がいとは何なのかを正しく伝えてください。

特別でも何でもない、私たちと変わらない優しい心を持った一人の人間であることを伝えてほしいのです。

そして一刻も早く、彼らへの差別や偏見がなくなる世界が来ることを心から願っています。

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