「私に触れてくれますか?」HIV感染者が街中に立った結果、周囲の人々の反応に考えさせられる

HIV(正式名称ヒト免疫不全ウイルス)は人体をさまざまな病原菌から守るための免疫システムを破壊していきます。

そのため健康状態であれば発症しにくい病気であっても、HIV感染者は発祥してしまうリスクを大きく高めてしまうのです。

日本でもHIVに対する危険性や感染経路、そして予防方法などが保健・体育の授業で教育の一環として組み込まれていますね。

しかし、いつしかHIVに対しての間違った知識が広がり、HIV感染者への偏見や差別が全世界に広がっています。

そんな中、1人のHIV感染者が街角に立ち「私に触ってくれませんか?」という実験を映した動画が話題を呼んでいます。

私に触ってくれませんか?

HIVの主な感染経路として大きく知られているのは、HIV感染者との性交渉です。

その他にも母子感染や血液感染と非常に限られたケースのみ感染が認められており、仮にHIV感染者と生活を共にしていたとしても上記に触れない限りは感染することはありません。

ですが悲しいことにHIV感染について非常に偏った知識や誤解が多く、感染者の多くが差別や偏見が蔓延しています。

そんな中、HIV感染者であるジェンさんはそんな偏見に立ち向かうべくある行動を起こしました。

「私はHIVに感染しています。私に触れてくれますか」と書いたボードを掲げ、街中に立つことにしたのです。

両手を広げ、目を閉じ静かに、しかし堂々と街中に立つジョンさん。

その行動に、通りがかりの人々は深く考えさせられることになりました。

HIVに対する正しい知識

街中に立ったジョンさんへ寄せられた反応はさまざまなものでした。

中には怪訝な顔をして通り過ぎていく人も見られ、このような反応をされるのはよくある事だといいます。

立ち止まりながらも、何かを考えた末に去っていく人もいます。

HIVは触っただけで感染してしまうという、偏った知識を持った人も多くいるのです。

正しい教育を受けている少年は、ジョンさんに近寄りハグをします。

「彼はHIV感染者だけど大丈夫なのよ」と、自らジョンさんに抱きつき子供に教育をする母親の姿も。

ジョンさんは多くの人の行動に深く感謝し、涙を抑えることができなくなりました。

大きな不安と戦いながらも、HIVを正しく理解しえ貰いたいというジョンさんの想いは確かに多くの人へと伝わりました。

HIVはただ触れるだけで感染することはありません。

もちろん感染を予防するのは大切な事ではありますが、そのためにもまずはHIVに対しての正しい知識と、理解ある行動が求められているのです。

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